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2005年12月26日 (月)

主治医宅その2

本日の記事が101本目となります。
#...我ながらよう書くわ。(笑)

主治医宅スピーカーシステムの詳細をご報告する。

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まずウーファーは#130A(写真右上)、LE15A(写真左上)、それにproバージョンの#2220Bの3種を用意している。主治医宅ではツインドライブが前提なのでこれらの中から任意の二組を選択し使用する。
通常ツインドライブする場合は同じユニットのできるだけ特性が揃ったものを4本使うと言うのが基本なのだが、この場合はあくまでアマチュアのホームオーディオである事からあえて組み合わせの選択肢を増やし音色に変化を付けられるような配慮をしている。

まともにやった場合の定番は#2220Bx4本となるのが普通であり、実際これに挑戦しているオーディオファイルも数多く存在する。

ただ問題なのは#2220Bx4本を日本で最も早い時期に使い出したのがベィシーの菅原さんであると言う事なのだ。菅原さんが現在のシステムを組んだのは本国のJBL社がPA用のシステムとして発表した時期とほとんど大差ないはずであり、それから延々四半世紀以上にわたって同じユニットを使い続ける人にはどうあがいたって太刀打ちできない事は明白であり、この場合の筆者はまともな対決からは逃げたと言うわけ。(笑)
#ベィシーのあの音を知る人間ならとてもとても今から新たに挑戦しようと言う気にはなれないはず。あの音は今、それほどの次元にあると言うことだ。

ベィシーのハコは「巨大密閉箱」である。
通常ほとんどのユニットに対して理想に近い特性を得られる事になっている。
#理屈上は、ですけど..(汗)
ベィシーのハコを採寸した事は無いが記憶からの印象では1500x1000x700程度ではないかと思う。板厚を50mmとし内部の補強材の分を引いた残りの内容積は約700Lと言うとんでもない大きさだ。
実際このくらいの容積があれば特性的には理想に近いものが得られる可能性がある。ただここで問題となるのは実際のハコの強度や鳴き具合をコントロールできるかどうかであり、この点に関しては当の菅原さんご本人がかなり長い間悩んで微調整を続けていた事でご理解頂ける事と思う。
#ま、しろうと技でどうにかなるような世界では無いです。
#もちろん菅原さんは別。(笑)

そのため遙か後発組かつどしろうとの筆者としては、結果的にベィシーと同系統のユニットを使いたいと言う主治医の意思を尊重しつつ「フロントローデッドホーン」と言うハコを選択した。
これはベィシーの音をとりあえず目標とするものの現在のあの音にはどうやっても到達し得ないため「初期のベィシーの音」を目指す事にしたためだ。

筆者が最初にベィシーの音に接したのは1977年ごろである。
その当時菅原さんは既に最初期の#D130+LE175DLHを現在の組み合わせに変更しており、新システムが稼働して6〜7年と言った時期であったようだ。
この時点でもうシステムとしては安定していたのだがひと言で言い表した場合の特徴は何と言っても「圧倒的なエネルギー感」に尽きると思う。リアリティと言う点に於いて「再生音」としてはこれ以上望むべくもないような音が既にそこにあった。
#「生」のようだ、と言ってるのではないですよ。
菅原さんはオーディオを決して「生のような音で鳴らしたい」なんて思っちゃいない。「生よりもイイ音」を望んでいるのだ。これに関してはまた別に書く。

筆者が最初にその音を聞いて、当然心底喜んだのは間違いないが、同時に非常に安心したと言う思いがあったのも事実。
「あ、オーディオでこう言う事をやっても良いわけね」

ホームオーディオにJBLなりの非常に高価な機材を使用して取り組む「マニア」な世界ではおのずと色々な精神論めいたものがあって、正直筆者はその理屈に対して辟易していた部分があった。
なにやら高級ながん具でもあるかのようなその取り扱いかたに対し大きな疑問があったと言うわけ。

#純粋に音を、音楽を楽しみたいと思うキモチに対し何か理屈がなくちゃいけないんですか?

菅原さんの答えは至極簡単明白であった。言葉すら必要ない。その音を聞けばわかる事だ。そこにあるのは「好きな事を好きなように徹底してやる」と言う簡単極まりない姿勢だけだ。
そしてその考えに触れる事により、その瞬間からの筆者の人生の少なくとも姿勢については決定したわけである。

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コメント

はじめまして。4560BKAのフロントロードに130A,375+HL89、075でJAZZらしい?響きを目指したいのですが・・・・・。わからないながら、とりあえずはLX-5とN7000で鳴らしてみようと思うのですが、指定のネットワークは何があるのでしょうか?LX-5はLE-15A用とあり、N502は16オームですし困ったなあ・・・。

蜂の巣、痛いぞさん、いらっしゃいませ。

このようなシステムを組まれるんですから私よりキャリアのある方だと拝見いたしますが、夕方には用事が終わるはずですのでのちほどDMさせていただきます。

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