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2005年12月13日 (火)

フィールと問題点 その5

念のために書いておくが、車がもし一切ロールしなかったらえらい事になる。まずまともには走れないだろう。
ここではあくまでも「過大なロール」についてお話ししています。

ロータス・ヨーロッパが狙ったものは、その軽量を最大限に生かすリニアで柔らかなロールではなかったのかなと思う。これはNAロドスタに於ても追実験する事が可能である。
まぁNAの事はいつでも書けるのでまずHMのお話し。

今回のスタビエンド部分の変更がHMの動きにどういう変化をもたらすかについて書いておこう。
117オリジナルのスタビエンドではまずターンインでいきなり大きくロールする。ノーマルのサスではほぼバンプ寸前まで一気と言う場合も少なくない。従ってコーナリング中はそこからバンプまでの極く僅かな範囲でスタビが効くような形になる。もしこの時に路面に僅かな変化でもあればあっさりバンプする事になるのだ。
もちろんその一気にロールする局面でもスタビが効いていないわけではないのだが、オリジナルのボルト+ブッシュによる固定では言わば「スタビにプリロードが掛かっている」かのような状態になっており、その間のインフォメーションは非常に希薄でとてもとてもロドスタのような「スタビが効いている」感覚は確認できない。言って見ればロール初期から中間域までのフィールが掴めないためこの間はスタビを積極的に使う事が出来なくなっているのである。

前回の試作ピロではこの間の動きを改善できる可能性が有る事がわかった。
そして今回の「くし刺しピロ」により問題点をだいぶ解消出来た事から改めてこの領域でのスタビの動きを冷静に観察する事が出来るようになったのだ。

結論としてスタビエンドのピロ化は全ての領域でリニアな動きをもたらしてくれるようだ。ロール初期からバンプするまでの全て、である。
これにより特にロール初期のサスの動きが明瞭となるので運転者は微小なスタビの動きを積極的に利用しようと言う気になれる。

オリジナル117でのターンインは、はっきり言って「えいや」で飛び込むしか無い。ステアからのインフォメーションに期待出来ないわけだから経験値だけの勝負となるわけである。
まぁ長年乗ってればこれはこれで何とかなって行くものなのだけれど、少なくとも現代の車しか知らない若い人に乗ってもらうには相当に辛い特性となるわけで、出来る事なら多少なりとも改善したいと思うのだ。
それが今回のピロでかなり実現できたのではないかと思っている。

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