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2006年1月29日 (日)

怖〜い話(笑)

ドライ路面でスタッドレスを使ったらどうなるかと言う一例をお話しする。

筆者は某牛乳屋に勤務しており、そこの岩手工場にしばらく在籍していた。
岩手の内陸部というのは非常に冷え込む地域であって、冬場の調子の良い時はマイナス20℃を越えるのも夢ではないと言う場所であり、勢い製造品を首都圏に送るためにお願いしている運送屋さんのトラックは10月頃からスタッドレスに履き替える事になっている。この地域では11月ともなると既に夜間あちこちで路面が凍る場合があって、文字通り転ばぬ先のつえとなるわけである。

丁度この時期のエピソードがあるのでご紹介するが、ある日トラックの運転手さんがいつものように荷物を満載して岩手を出発し早朝の首都高を走っていたそうな。その日はたまたま空いていて、いつもより若干速いペースで走っていたらしい。
ふと、とある緩いコーナーにさし掛かった時、高架橋を繋ぐ路面の鉄板を踏んだ瞬間にリアがスライドしたのだそうな。
ま、そこは百戦錬磨のおいちゃん達なので慌てる事も無くカウンターを当てたらきれいに4輪ドリフト(...つ〜か、えっと、...10輪ドリフトだす)し、一瞬二車線を占領してハデな事をやらかしたらしい。
車は日野の当時最新式2デフの新車(15トン車)。積んでる荷の総重量は14.6トンであり、これは筆者がちゃんと計算して積んだんだから間違いは無い。
「いんや〜、青くなったぞ」とは運転手さんのお言葉だが、...ンなもんでドリフトすんなよって。(笑)

この時の問題点は、実はタイヤにあった。
10輪全てにスタッドレス(最近はトラックでもスタッドレスになってるらしい。スノーではないんだって..)を履いてはいるものの、そのタイヤは全て前シーズンからの持ち越しであったそうで、ドライ路面でのグリップが落ちている事が明らかにわかっていたため運転手さんも慎重に走っていた矢先の出来事であったと言う。
この運送屋さんの場合ではひと冬の走行距離が軽く10万キロを越えるので2シーズン目のスタッドレスはまず役には立たないはずなのだが、そこはまぁそれぞれの事情があってと言う事なのだろう。

ちなみに一応お断りしておくがこの辺の運転手さんの腕と言うものはハンパではない。
間違いなく一流の腕を持ってしても御し切れない限界があると言う事なのである。

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