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2006年1月29日 (日)

車間距離を多く取る事のススメ

例えば普通の市街地をせいぜい50〜60km/h程度で走っているとする。前後には普通に車が走っていて、まぁ通常の車の流れの中に居るとしよう。
ここであなたの車の前に歩行者が飛び出したとする。
当然あなたは急ブレーキを踏み歩行者を撥ねないように全神経を集中する事になるだろう。ま、この場合はとりあえず回避出来る状態だったので一安心、その時、ホッとする前にあなたは何をしなくてはいけないか?
答えは「ルームミラーで後続車の様子を確認する」事である。
あなたが無事に危険回避できたとしても、後続車が同じように止まれる保障はどこにも無いのだ。

数台の車が団子状態で走りながら順に急ブレーキを踏んだとしたらその中に一台ぐらいブレーキを踏むのが遅れる車が居ても何の不思議も無い。結果はそこでの追突と言う事になるが、多重事故の事例を見てみると実際にぶつかるのは集団の中間にいる車である場合が多いようだ。
この追突の原因の多くは集団に取り込まれる事で集中力を欠いた運転をしている運転手本人にあると考えられるが、スタッドレスを使用する場合は周りにいるそれぞれの車の制動能力が大きく違っているかもしれないと言う事を考えておいた方が良い。
これは何も冬場に限った話ではなく、一般の路上には夏でもスタッドレスを履いたままの車も居るしタイヤの銘柄や使用程度によってその制動能力は千差万別であり、単純に皆が一斉にブレーキを踏んだとして皆が皆ちゃんと止まれるわけではないと言う事が実際に起こりえるのだ。

具体例としてはまず荷物を満載したトラックが上げられるだろう。
高速道を走るそれらの多くは非常に多くの車間距離を保って走っているのに気がついた事は無いだろうか。これは何も過積載しているとか言うことではなく、どんな車だって荷物なり人なりを満載すれば制動距離は長くなるのが当たり前なのであって、プロである長距離トラックの運転手は自分の車が危険回避できる距離を経験上わかっていてそのために必要な距離を保っていると言う事なのだある。

また筆者のような古い車ではいくら整備してもオリジナルのブレーキの能力自体が低いと言う事もあり得る。実際HMなんかでは慣れないと止めるのに苦労する事になるのだが、この場合でも最も効果的な対策はその車で十分に危険回避できるだけの距離を保つと言う事に尽きる。

ドライ路面でのスタッドレスは明らかに制動距離が長くなる。
止められなければ前の車に追突すると言う事もあり得る。
そうならないための最も効果的な方法は車間距離を多く取る事であり、まぁ単純に距離を倍にすればリスクは相当に低くなるわけで、読者の皆さまには今日からこれを実行する事をお勧めする。

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コメント

詳細なリポートありがとうございます。

JARIのサイトに夏タイアに比べてスタッドレスは30%制動距離が伸びるとレポートがありました。

http://www.jari.or.jp/ja/kohtsu/kohtsu04/kohtsu04-1.html

このことを各雑誌社はちゃんと書かないとダメですね。

今日は、バイクで移動。神保町(伊豆の打合せ)経由船の科学館(ニューイヤーミーティング)でした。

これはとてもしっかりした記事ですね。参考になります。
私はABSについて多いに疑問を持っていますので、この記事の中でのスタッドレス+ドライ+ABSがむしろ制動距離を延ばす要因になると言う記事を非常に興味深く拝見しました。この事は実際に私が経験した事と一致するものであったからです。
この件もなんとかして書いてみますね。
ニューイヤーミーティング、こちらは117ocの方が参加されていると思います。ご報告を楽しみにしています〜。

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