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2006年2月 9日 (木)

ブレーキング

昔佐久の山の上にあるアサマ2000と言うスキー場に出かけた時の事。

その日は朝から快晴で文句なしのスキー日和、ただシーズン始めだし雪が少ない年でもあったので人工雪で確実に滑れるこのスキー場を選択して朝イチで出かけた。車は借り物のFFジェミニ(JT150CC)である。
#スタッドレスを履いているのがこの車だけだったもので...

このスキー場、佐久から一気に山道を駆け登ったてっぺんの向こう側にある。
ピーカンだったはずのこの日だが、さすがに標高が高いため現地到着と同時に無風状態のままで大量の雪が降り出した。
ま、同行した連中はそんなの気にするようなわけもないので構わず皆でスキーを楽しみ、午後2時ごろに上がって帰路についた。
帰り道は若干登ってからあとは延々急勾配の下り坂となる。
この時点での道路は乾いた路面に新雪が20〜30cm積もった状態で、もちろん除雪なんかされていない。
雪道の経験が一番多いからと言う理由で運転手になった筆者だがAT車の下りはちょっと辛いもんがある...。
ちなみに助手席は「目無しコーナーにヨコ向いて入って行く」のが大好きな(爆)いすゞ主治医氏(今回のような普通の乗用車が最も得意です)だし、後席で転がっているのは86ジムカーナおやじだから別に筆者が出る幕は無いはずなんですけどね。(笑)
で、この時も「2」ではまるでダメ、「1」でもやや強めの断続的なフットブレーキを併用しないとどんどん加速して行くような状況だった。

さてそうやってボチボチ走り出した筆者の目に飛び込んできたのはまず最初のコーナーで路肩に跳び出している四駆車両。
「あ〜らら」と同情しつつコーナリングし出したらひとつのコーナー内で3台の四駆がそれぞれ個別に路肩の雪山に刺さっていた。以後4〜5個のコーナーで同じような光景の繰り返し。内90%は四駆の所謂クロカン車である。

この状況を見てみるとそれぞれの車両の運転手が何らかの間違いを冒しているのは明らかなのだが、車種がクロカン車に偏った理由はその車重にあると考えれば良い。
四駆の車は確かに上りには強い。ただし四駆のための機構が車に+200kg程度の車重増加をもたらすのも事実であり、この事が下り坂では不利な要素となる。
もちろん四駆状態(センターデフロック)で下る分には四輪それぞれがエンジンブレーキを得られるためより確実な減速が可能となるのだが、このコースアウトしている運転手達が果てしてその事を知っていたのかどうかと言う疑問がある。それ以前にデフロックの操作方法すら知らなかった可能性さえあるわけで...。
こんな状況でそのような知識を持たず、また状況に対する対処法もよく考えないまま普通に走ればそれはクロカン四駆であっても単なるやたら重たいFR車となってしまうわけで、まぁここで刺さっていた車の大半はそのような事になっていたのだろうと思う。

下り坂での車の挙動に対し最も有利となる要素は「軽さ」である。
同じ道を同じスピードからブレーキングしたとして、最も早く確実に止まれるのは車重が軽い車なのだ。重たい四駆はなかなか止まんないです...。
快適性と言うものを無視すれば雪道最強の四駆は「四駆の軽トラ」なのではないかと筆者は思っている。最近のものならパワーもあるから、荷台にスコップで雪を放り込み重量バランスを調整してやればコイツは意のままに雪道を疾走するはずだ。

そんなわけでブレーキの話を続けます。

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コメント

軽トラ四駆、最強ですが荷台に原付スクーター一台積まないとバランスが悪いですよ。
やはり最強はジムニーと思いますが・・・。

アレはすでに別カテゴリーなのではないかと...(笑)
極限状況ではジムニーに敵うものは無いでしょう。
実家に長年ミツビシジープがあったんで、ジープの挙動とジムニーのそれを比較すれば違いは明らかです。
基本的な悪路踏破性は大きく違わないのかも知れないですけど、ジープでジムニーの真似をしようとすればラリー屋さんの腕+シュワちゃん並の体力が必要なんじゃないですかね。(笑)

イノウエさんの書かれた通りです。

ジムニーが良いのです。軽量で無駄がありません。
と言いつつ、SJ30には二年半乗りましたが、2ストは最高速が85Kmで辛かったです。何時も後ろから急かされていました。
で、その後、パジェロ・サファリと続いて、現在のランクル80です。積雪走行は普通の方が想像されているより、遥かに走ります。しかし、アイスバーンで滑ると、全くどうにもなりません。
車にお任せです。

それと、三菱は何かと叩かれていますが、一代前のパジェロに息子が乗っていますが、しっかりとした造りです。
河川敷でバカをやらかして、ヘッドライトの中にまで水が入る程に冠水させましたが、エンジンは止まらずに、まだ走っています。室内まで水が入ったとか言っていました。親に似てアホな事をやらかしています。

パンパン言いながら白い煙も吐きつつ(笑)あの2ストジムニーが信じられないような急勾配の崖を登って行く姿を見た事がある人は、...ま、とりあえず我が目を疑う方が先でしょうよ。フツーあり得ない状況ですからね。
ランクル80よりも強いジムニーが存在すると言う事を普通の人にどうご説明したら良いのか...(笑)
息子さんの件ですが、子供がヤらかす事の100%は親の方にも覚えがある事である可能性が高いですから、...まぁ素直にあきらめましょう。(爆)

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