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2006年2月22日 (水)

PSE法について考える

なにやら世の中では「PSE法」とか言う類い稀なる悪法がこの4月から正式に運用される事になるらしい。
筆者はコメント頂いた "かめぞ" 氏の指摘で初めて知ったぐらい、全く周知されていない新法であるようだ。
以下かめぞ氏からの引用
フジテレビのニュース
http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00085371.html
読売サイトの記事
http://www.yomiuri.co.jp/net/itmedia/20060215nt0a.htm

またパンジャさんからもこのように ご紹介頂いている。
....ほんとに困ったもんですな。

この法律は筆者なりの解釈をするならば、「古い電気製品が経年劣化によって火を吹いたとしても国家は全く関知する気が無いので文句を言われる前にそれら全ての売買を禁止します」と言う事になるのかな?

R-V6010003さて写真は久しぶりに訪ねた筆者オーディオの師匠宅でのもの。
少しピンが甘かったがクリックして頂くと昭和35年と言う日付を確認できるだろう。米GE製のバリレラ型カートリッジである。元箱付きの美品と言うことになるのかな? もちろん師匠の手により完動品となっている。
バリレラ型と言うのはレコードを掛けるための針(フォノカートリッジ)の一種であり、最も定着したMM型(ムービング-マグネット)やMC型(ムービング-コイル)のご先祖様のようなものである。正式にはバリアブル・レラクタンスとなるのだが、ま、ここでは細かい説明は省く。

レコードを掛けるためにはまずこのカートリッジとレコードプレーヤーが最低限必要になるのだが、今回のPSE法にはこのプレーヤーも含まれていて、つまりこの4月以降に新たにレコードを聞きたいと思ってレコードプレーヤーを探し求めたとしても、通常のショップなりで入手できる現行品の極一部のプレーヤーを除いては入手不可能と言う事になり、つまりかつての有名メーカーの内1991年以前のものあるいは現行品でもPSEマークが無いものは業者の手で売買される事が禁止される事から、事実上いにしえの名器を業者から購入する事ができなくなる。

実はこの師匠宅には今現在年代モノのレコードプレーヤーが5台ほど稼働中であり、筆者が訪ねた際も新たにNEATと言う古い国産ブレーヤーを修理中であった。
まぁバリレラを使用するこれらの年代モノはともかくとして、LPレコードを楽しむために最も都合の良いプレーヤーはこの時代からせいぜい1990年頃までの品となるわけであり、つまりはそれらのほぼ全ては4月以降日本の電器店の店頭から姿を消すと言うわけである。

ちなみにこんな法律があるのは世界中見渡しても日本だけの事であり、すなわち古いものはさっさと捨てて新しいのを買いなさいよと言う事を国家が奨励すると言うとんでもない低次元の発想がこれからまかり通って行く事になるわけで、なんですか? もったいないとか言う事を一部で騒いでいるのも国家絡みだったような気がするのだが、あれは何かただのタチの悪い冗談だったんですかね。

これにより残る手段は「個人売買」と言う事になるのだが、その場合の最も手軽で最も大きなマーケットであるnetオークションの信頼性と言う点がこれから重要になってくるのではないか。
また入手したものが完全である可能性は、特にこう言った数十年前の品では激しく低いのが普通だから、それをあっさり修理してくれる筆者師匠のような人を確保すると言うのがこれからのオーディオマニアには必要な事なのかも知れない。
さてさてこれからどうなって行くのだろうか...。

修理に関して今後お困りの方がいらっしゃれば師匠をご紹介いたしますのでご遠慮無くDMで筆者までご相談下さい。

#今まで何十年と取り組んできたマニアがこんなつまんない悪法に屈するわけにはいかないですからね。

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b#おやじなJAZZ&AUDIO」カテゴリの記事

コメント

あ~。
考えるだに腹が立ってくるんですけど。

あの長文を書き込ませていただいた後、
某S社に問い合わせたところ、公式には
こういう考え↓

http://www.stereosound.co.jp/hivi/detail/pse.html/

だという回答をもらいました。
(社名書いてるし ^^;)

しかし。

「各事業者がPSEマークを自主的に取得すれば
 売買できる可能性は残されている」
というんですが、今後なにかトランスを積んだ
(オーディオ関連以外の)機器が火災等の
事故原因になった場合、自主的なPSEマークの
取得規準が高められるとどうしようもありません。
「タイムスタンプ」などという文化廃絶システムの
導入(官僚は'06年導入を目指しているそうですが)
も視野に入れて地道でもなんでも反対活動を
しないと……。

もう。今に始まったことじゃないけど、
政治家って……
形而上学的な良い経験をしたことがないんだろうなあ。

コーフンして反応するの忘れてました。

これがバリレラ・カートリッジですか!
むむむ。

ぜんぜん違うー(@o@)

経産省は、こんなものを発表しました。

インターネット・オークションにおける「販売業者」に係るガイドライン
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/tokushoho/gaiyou/auctionguideline.pdf

これによると、例えばクルマ関係では下記に該当する場合は個人であっても「業者」とみなされてPSE法の適用を受けることになります(つまり、PSEマークのない製品の売買が許されない)。

> 表②(自動車・二輪車の部品等)について、同一の商品を一時点において3点以上出品している場合
この場合の「同一の商品」とは、ホイール、バンパー、エンブレム等、同種の品目を言い、メーカー、商品名等が同一である必要はないと考えられる。なお、ホイール等複数点をセットとして用いるものについてはセットごとに数えることが適当である。

そんなの、オークション主催者がいちいち調べるのか? と考えると疑問なんですが。

む〜ん、どうせぇっちゅうの?
...と言う事で教えてもらったサイトを渡り歩いてたらワケわかんなくなりました。(頭クラクラ)

電源がイカンのか!?
なら電気製品から電源部分を抜き取った状態は売買OKなのか?
それに汎用の電源を新規製作しPSE取って販売されたものを組み合わせればいいのか?

わからん...
しばらく勉強を続けてみます。

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