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2006年8月12日 (土)

花火はいかが?

世の中はお盆を間近に控え、まさに夏真っ盛りである。
あちらこちらでは盛大に花火大会が催されているようで、筆者宅でもさっきからずしずし異常な低音が響いてるのはこれのせいだろう。今日のは方角からして伊勢崎の花火か?
#筆者自宅からは20km以上離れているのに音だけはきっちり届いてくる。
#肝心の花火は、...お隣さん家に隠れて見えません。(涙)

夏の夜空にパッと咲いてパッと散る、その潔さをこそ愛でてかつての江戸っ子は両国川開きの花火を毎年楽しみにしたと言う事なのだが、どっこいオーディオマニアにはそんな潔さなんてカケラも無いわけで(笑)、自分のアタマの真上でパッと咲いた大輪の花をちらと一瞥するでもなく、アタマの中ではこんな事を考えてたりするらしい。
「...この低音を店のJBLで出したいよなぁ」

そんなわけで筆者がお勧めするイチ押し花火スポットは何と言っても「岩手・一関 磐井川花火大会」にとどめを刺す。
理由は、「ベイシーから歩いて行けるから」(笑)
時に店主の娘さんが浴衣姿でいてくれたりするのも、とっても可愛らしくて宜しい。(笑)

皆さんは花火の音をどう表現されるでしょう?
やはり「ドン」ですかね。

これを、状況が許せば出来るだけ打ち上げている場所の近くまで寄って再度確認してほしいのだ。近づくにつれその音は「ドン」→「ドン」→「ド」と変化し、最後には「ド」となるのがおわかり頂けると思う。真下で聴く花火の音に、最早余韻の「ン」の音は存在しないのだ。
この状態での花火の音はすでに低音と言うよりは「直接の風圧」であり「大気が直に鳴る」かのような「音」となる。
またこの時の低音の、花火が咲いたと同時に一切の躊躇無く音が直接体に飛び込んでくる感覚は、他ではまず得難い種類のものであると言えるだろう。
ベイシー店主が望むのはまさにこの「音の速さ」の部分なのである。

だけど、実際に確認するために「真下で聴く花火の音」を録音しようとするとちょっと大変な話になる。

これと同じ話を楽器に置き換えると、例えば目の前で大太鼓を叩いて貰えばよい。
#筆者は津軽の出身なので「ねぷた」の太鼓が良いです。(笑)
...これも至近距離で聴くと間違いなく「ド」と言う音になります。

筆者は16歳の頃に弘前の通り沿いにあったジャズ喫茶から2tr38cmオープンリールデッキを借り出し、このねぷたの音の生録に挑んだ事があった。
SONY製ECMをワンポイントステレオにセッテイングし直にデッキに接続、録音レベルは(一応勉強していたので)限りなく低めにセットしねぷたの通過をREC状態のままで待つ。
徐々に近づいてくるねぷたに対しレベルメーターはピクとも動かない。
ありゃ、失敗したか? と思った瞬間からメーターは動きだし、その動きは加速度的に大きくなりねぷたが眼前を通過した時にはずっと振り切れたままだった...(滝汗)
ものの10分ですぐに撤収しすぐさまそのジャズ喫茶に戻って今録音したばかりのテープを再生する。
店にあるのはMcIntoshのアンプ(C28+MC2105)とALTEC A7-500-8である。
...果たして、さすがの2tr38cmもしっかり歪んでいた。
...しかしこの音の鮮度はいったい何なんだろう!

かくして店の前の通りと店内と、ねぷたの太鼓の競演が始まったのだった...

この例でのねぷたなり花火なりの音を「直近で聴いた」のと同じように録音するのは事実上不可能と言えるのである。それはつまり現物の音のデカさが機械の側の物理的な限界を超えてしまうからなのだが、実際の音楽演奏の中で、例えばエルビン・ジョーンズのような「限りなくねぷたの太鼓に近い」音を平気で出すミュージシャンも実在したわけであり(...っつーか、あの人の音は「花火」の方かも)、それをよく知る古今東西の録音エンジニア達はこぞってその音を「本物のように」レコード化する事に奮闘してきたと言う事実もあるわけだ。

...ならばそれを店でも出してやんなくちゃねってぇのがベイシー店主の言い分なのだが、.....昔それをやってA5をぶっ飛ばした某雑誌社の事件がありましたよねぇ。(汗)

#しろうとは真似しない方が良いです。マジで。

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コメント

一度だけ、「ねぶた」見物に行ったことがあります。
たしかにあの太鼓は印象的でした。
花火の「ズ……」という地響きにも似た重低音とは違って
心臓に直接来る「ド……」は、それが彼の祭の
人の心に響く理由であるか、と感じ入った次第。

そのころは若年層ハネトのうち「カラス」と呼ばれる
黒い衣装の人たちの素行が問題になっていましたが、
彼らだけでなく、わかい高校~大学生のハネトさんは
やや「ソーラン系」のラッセラ踊りをなすって……。
普通に「ド~ン、ド~ン♪」という太鼓に合わせて
ぞろぞろ歩いてきたかと思うとよろしい場所に
グループで立ち止まり、

  ♪ピーッピピッピッピッ!

というホイッスルを合図に超速ラッセラ踊りをするんですね。
アタクシ、これを

  急 性 ラ ッ セ ラ 症 候 群

と呼んで、感心しつつ見物していたものでした。
しかし、あのとき食べたフジツボ、んまかったなぁ……。
祭終了後、ふと寄ったバーで飲んだマティーニも忘れられません。

あつぅ~~・・暑いですなぁ。
 こんな暑い日は浴衣着ておねぃちゃんでも侍らせて花火見物・・・・夢ですな。
 さて高校生の頃でしたが3Dと言うのが流行りました。
アンプにチャンネルディバィダーと言うフィルターで低音域だけを取り出して改めてアンプした後専用のウーファを鳴らすってアレです。
 早速やるべって言うんで某電大を卒業しフォスターに就職してた大先輩に教えを請いつつお友達と自作しました。
 この内アンプは低域だけ出せれば良いので気楽ですが問題はチャンネルディバイダー。
作ったのはCRタイプのフィルターなんですがこれが上手く行かない・・・これ書くと長くなるんで全部割愛します(爆)。
 (あっ!でもちゃんと動きました)

 所で御同輩はジャズですか?・・・私ガキの頃に実家の御近所に出来たジャズ喫茶に行ったんですが難しい顔した客ばっかでね・・・挙句に店主に追い出されまして(ポリポリ)。
 まあ当時の時勢から考えると高校生が夜な夜なジャズ喫茶に出入りするっちゅーのは不良の見本みたいなもんで仕方無いのかも知れませんが・・・それ以来ジャズ喫茶に行った事は無いです。
 んが!喫茶じゃ無いですがジャズのライブを聞かせる店には時々顔出します。
ココ↓
http://www006.upp.so-net.ne.jp/regalo/
 東中野の駅から徒歩5分位でしょうか?
都内では少々ローカルですが難しい顔した店主もおらず気楽な雰囲気ながら喧しいくそガキも来ないです。
 でもってこのお店のスパゲッティーは劇ウマで料金もリーズナブルでオススメです。
 更に!詳しくはHPをご覧戴ければ御分かりになると思いますが件のお店のオーディオシステムにはきっと御同輩も満足するする事でしょう。
 しかしこう言う類のお店はおやぢ同士より綺麗なおねぃちゃんと・・・・(未だ言うてる)。
 是非御来店下さいマセ。

 
 

パンジャさん、
おー、青森の「ねぶた」行かれましたか。

>急 性 ラ ッ セ ラ 症 候 群
毎年それやってアキレス腱切るバカモノが必ずいます。(笑)
#血が騒ぐんだからしょうがないですな...

>フジツボ、んまかったなぁ……。

おーー、食されましたか。あれうんまいですよね。
なんだよこんなの食えんのかよと言う見た目とは裏腹に、貝と言うよりもこってり肉系の味がするので驚きますよね。

樋口センパイ、
>こんな暑い日は浴衣着ておねぃちゃんでも侍らせて花火見物・・

今日はちょっと早めの娘の誕生パーティでした。23歳になりました。
夏休みで娘の友達も町田から遊びに来てて、こっちは今度21歳。
浴衣こそ着てないものの二人とも(今時の子だから)短パンから長い足出して、キャーキャー言いながら酔っぱらってます。(笑)
#おやじは例によっておさんどん...

...で、3Dウーファーですか。3Dに限らずサブウーファーは難しいですよ。
一番の問題点は、最も懸念される音色のミスマッチよりもむしろ「音の速さ」がマッチしないと言う事でしょう。多くの場合60Hz以下でクロスさせると思うんですが、この帯域の低音をハイスピードで出す技があるのなら是非知りたいもんです。

中央線沿線のジャズスポットは、私も25年前には毎日のように徘徊してましたよ。西荻のアケタの店なんか、客よりも演奏者の数の方が多いなんてのがザラで、思わずチャージを倍払った事もあったような...(笑)
#今日もどっかで花火の音がしています。

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