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2006年10月10日 (火)

ロングツアラーとしてのNA

そんなわけで娘と一緒に弘前に行って来ました。
#実家の果物の話はまたあとで...

今回は結果的にNAロドスタを選択する事になった。
キーワードは「AT」「RECALO」
これと別に「Neovaに履き替える」と言う要素があり、今回は3分山14インチを選択。
さらに「交代要員としての娘が居る事」「8時間耐久だと思えばいいじゃん(笑)」「......そもそもNAで遠くへ行くのになんか問題あるの?」などと言うコメントを頂いていたのでこれらを全て良いように解釈して採用させていただく事にした。(笑)

結果的にはこれがどうやら大正解であったようで、高速道と弘前ではついに一台もロドスタに出会う事が無かったと言う事実はともかくとしても(笑)帰宅後の筆者の疲労度は道中の天候があまりにも悪くて全て筆者が運転したにも係わらず近年では間違いなく最小であり、NAのロングツアラーとしての資質を発見して驚いている所である。
総走行距離は1372km、燃費は約11.7km/Lであった。

NAはいつもの筆者通勤用仕様に以前の14インチNeovaと言ういたって普通の状態であるが、今回意図的にタイヤのエア圧だけをサーキットの数値に合わせて走ってみた。群馬発時点での冷間(気温22℃)で2.0に合わせたエアは弘前到着後の翌朝冷間時(気温8℃)は1.8まで下がっていたが、高速を降りた直後の計測では2.2程度に上がっていた事から実際の走行時には2.3〜2.4程度あったと予想される。
この数字は実はNeovaが最もその特性を発揮できるエア圧(2.3)にほぼ一致し、結果として道中のほとんど目茶苦茶な雨と強風の中でNAは驚くべき安定性を示す事となった。サーキットでの学習が今回は役に立ったようだ。


一般に高速道を使ったロングツーリングに於て車側に要求される最も重要な性能は「磐(いわ)のような直進安定性」である、と言うような事が言われている。

しかし今回の経験を元に筆者がひとつ断言できるのは、

「ロングツーリングで最も大事なのは曲がりの性能」

であると言うことである。

なるほどどっしりとした直進安定性は非常に安楽な運転に繋がる事は事実だが、これがある程度の長い距離となるとこの安定性は逆にコーナリング時のアンダーステアや車線変更時の挙動の乱れを招き、トータルでは運転者に対して過大な疲労を残す大きな要因となっているようだ。

筆者NAは通常の街乗りでもハナ先がチョロつき、常時タイヤ一本分程度のブレが出る特性を持っている。これは単純に硬いだけのNBビルシュ+マツスピバネの持つ特性そのものであると思うのだが("ど〜だ"KONI・ASAにはこのような悪癖は無い)、狭い市街地の道路や山道ではその挙動に手を焼く場面が多いのも事実であった。
それが今回、非常に幅の広い高速道の上ではその程度のブレを気にする必要が無い事とたまたまの悪天候で走ってる車全てが車線いっぱいにフラついて走るような状況下ではそう言う悪癖を必要以上に気にする必要が無かった事から、逆に今回はステアを握る力を弱めてNAがフラつく様子をじっくりと確かめる事が出来た。
その結果として"ど〜だ"が「そこそこ」にセッティングしてくれたNAのアライメントは「タイヤ一本分はブレるけどそれ以上にひどい挙動は出ない」事が確認できて、実際ほとんどカウンターを当てる必要が無い事もよくわかった。つまり多少車が飛んでも慌ててすぐに対処する必要は無く、その挙動の乱れが上記の「タイヤ一本分」の範囲で治まりそうな感触が得られる内であればその乱れをほとんど無視してかまわない事もわかった。
確かに狙ったラインから多少の範囲内で軌跡はズレるのだがほとんどの場合そのズレは一発で収まりそのままラインをトレースして行く。運転者に必要なのはラインを考える時にその幅が最大でタイヤ3本分の幅になっても大丈夫なようにする事だけである。

こう言った特性を理解してNAを走らせた時、筆者の非力なAT NA6Cは意外にも140ペースで山間部のワインディングを走る能力があり、更に驚く事にその状態からスラロームする事すら可能なようなのである。
その時の車の安定性と自在な曲がりは運転者に全くの疲労を残さず、こちらは実にリラックスかつ楽しみながら直線で追い抜いて行ったほとんどの車をワインディングで抜き返すと言う、通常のサーキットでもよく目にするような光景を演じる事ができるわけだ。

そんなわけで今回のロングツーリングで筆者はNAの新たな能力を発見して喜んでいる所なのだが、このように「攻め込んで行った時に初めて顔を出す」種類の特性と言うのは果たして最初から設計者が意図していたものなのかどうか、仮にそれが事実だとすればこのNAの設計者の(メーカー技術者としての立場では)非常に特異な感性が伺えて興味深いものがある。
まぁその辺については親しい間柄であるイノウエさんのご報告を待ちたい所ではある。(笑)

なにしろ今回のツーリングで筆者とNAの距離がぐっと近づいたような気がして、これは来月の筑波でも遅いなりに相当に楽しめそうな予感がして来ていて、嬉しい。

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c#おやじなロドスタ」カテゴリの記事

コメント

レカロはどうでしたか~。
片道650km程度になるようですね。今回は台風が予想外の風雨をもたらしたようですね。

うちは嫁さんと長距離出ても、全く運転しませんと言うか運転する気がありませんから、はなから交代要員として考えていません。(爆)

ハッピーリバーさん、
...レカロが良いのはとっくにご存知でしょうに。(笑)
JTレカロ(ほぼLS)はサーキットユースとしてはやや辛い(結構身体が動く)ものの、このようなロングツーリングにはむしろ丁度良い感じですね。

でも今回の台風は結構キツかったですよ。
道中の雨風は相当なもんでしたし、結果的に岩手北部の八幡平インターで降ろされちゃいましたからね。片道11時間ってのは近年では記録モノでした。(笑)

運転の方は、娘がややビビった事もあるんですけど、それ以上におやじの方が「スイッチ入っちゃった(笑)」ため往復全ておやじ運転でした。
#悪条件だと燃えるんだな♪(爆)

答えは簡単、平井さんの人馬一体を形にしたのが
走りと理論がかみ合う立花さんがセッティングしたからです。

バイクは、ロードレース、トライアル、モトロクス、エンデューロ何でも乗りこなしレースに出場、クルマも延べ100台近く所有、チューニングしレースも参加する方ですから。

私のランクルもLTにしています。
以前着けていたCクラシックは、腰から腿の部分が少しタイトでした。
途中で降ろされたのは、余程天候が悪かったのですね。

イノウエさん、
早速の解説ありがとうございます。(笑)

おっしゃるように平井さんが最初に考えられたロドスタのディメンションが車としての基本バランスと言う点で非常に優れていた事がまずはこの車のキモですよね。
それを実車として完成させるための段階で立花さんのご経験が随所に取り込まれて、結果としてNAロドスタはこんな楽しい車になったと言うことなのでしょう。

RX-8でもNCでもこの感覚は感じられないですから(NBはちょっとビミョー)、今となってはこのNAのティストがとても貴重なものに思えるのです。

ハッピーリバーさん、
今回はたまたま太平洋を北上する台風を追いかける形になったので、途中断続的に激しい雨風に見舞われました。
まぁ事故が心配と言う道路公団側の気持ちもわかるんだけど、ここで降ろされると峠越えしなくちゃなんないんですよねぇ。
#そっちの方がよっぽど危険な道路なんだわ。(汗)

立花さんは、FCもFDも担当されています。
わかりやすいですよね、クルマ。


イノウエさん、
今日の筑波の別クラスでもやたら速いFCが二台走ってましたよ。チューンドREのあの「ゔげーーあぁーーーーー」ってな音はほんと独特ですね。(笑)

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