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2010年1月11日 (月)

ハタチの頃.....

ここのおやじにだってちゃんとあったのだよ、ハタチの頃(遠い目......)

なんだろなぁ、
望めばなんでも叶えられるような、だけどそれは根拠なんかなにも無いまったくの自分だけの勝手な思い込み? ただの勘違い?
.....いや違うな。
とにかくまっすぐ前を見て、物事の本質を見極めようという姿勢はもうできていた。
あとは実際にやってみるだけだと思ってたから大学進学という道は早々に予定から排除して一刻も早く上京するのみ。
学歴?
そりゃまぁ大きな所で仕事しようとしたら苦労するだろうね。
でもとりあえずフルタイムで働き続けているんだから最低限の暮らしはできる。
誰の手助けもいらない。
オレは俺の道を歩き始めるんだ......

あの頃の、全身の毛穴がすべて耳になってるかのような集中力で対峙したいきなりのトップエンドのホームオーディオの世界......
中学時代からど田舎のごく限られた情報をかき集め蓄積し育てた自分の"耳"はなーんにも間違っていなかったようで、すべてのコンポーネントは記憶の中にあるカタログ写真とデータに対して順に次々と実際の音の記憶として置き換えられ、あまりの情報の少なさ故にその音を想像することさえ叶わなかったレアな製品とも続々と出会うことが出来あぁやっぱりこういう音だったんだとかあるいはへぇ?こんな音なの!?と喜んだり驚いたりの日々が続いて......

休日には都内のジャズ喫茶を順に巡り、ほー、あの有名店の音ってこういうもんなのかとか、
(こっちの"ジャズ喫茶の音"はその時点ですでに「一関ベイシー」のものが基準)

また個人のお客さんの音、これは当時の日本のトップレベルのお客さんも少なからずいたようだけど、最も興味深かったのは本道からはやや外れた品に執着してそのポテンシャルを極限まで引き出して独自の音に仕立て上げている人たち......
これは、少なくとも有名な王道たる名器を揃えている立派なお住まいの方々(ほとんど豪邸だったし)とは少々違っていて「オレはこの音がイイんだ」と言うまさしくそのオーナーさん自身が奏でる「音」なのであり、なるほど趣味の世界を評価するのには絶対的な優劣なんて関係ないんだと言う事を思い知らされて.....

ふーむ、オーディオに執着してるのもまぁいいんだろうけどなんかそのハマりまくってのめり込んでる「人」そのものの方が遙かに面白いものなんじゃないのか? みたいな部分に気がついてオーディオの世界から離れ、

なるほど、どうやら大事なのは本質そのものを見極めることよりもそれに向かってあがいてる人の姿、その姿勢に対しての興味むしろそっちの方なんじゃないのかと思って人生の方針を転換したわけだ。

そうして、

あれから20年余りの時を経て、全く違うクルマと言う世界でのイノウエさんと言う人とのたまたまの出会いがこのおやじの人生を一変させてしまったようです......

以下、イノウエさんが心配すると行けないので(笑)追記

筆者の場合、家庭の事情により(笑)10歳ぐらいからクルマには親しんでいたんですけど、その興味の対象はもっぱら「どーやったら上手く動くんだコレ?」と言う部分なのでありクルマそのものに対するあこがれのようなものはあんまり無かったような記憶があります。
#なんぼ自分ちのリンゴ畑の中だからと言ってそんなガキに運転教えるおやじが変なのだ。(汗)

だいたい最初に触れたクルマが「ミツビシ・ジープ」ですからね......
クラッチはクソ重いしそもそも足届かないし(笑)、ハンドル径はウルトラでかくシフトレバーは3本も生えててなんじゃこりゃ?状態。
しかもなぜか左ハンドルというオマケ付きと来たもんだ。(爆)

そんなのをいきなり運転するわけですよ。
ええもう、ご指摘いただくまでもなくリンゴの苗木が何本か犠牲になって踏みつぶされてます。(笑)
そんな状態のガキが育っていく中で、そのうちにはクルマ好きの友達なんてのも出てくるわけですがあっちは当然免許もまだ取れない単純なあこがれとしてのクルマであるのに対してこちらは「おー、あれは小さくて扱いやすそうだな(ファミリア・ブレスト・ロータリークーペ)」とかって見方であったわけ。
#ヤなガキですな、ほんと。(笑)

その後免許を取得して正式に公道を走れる身分(笑)になっても別に運転そのものに対してのスタンスは変わらないので特に自分の車を持つ気もなかったし......(だいたいゼニ無いし)
まー、それでもそのうちなんとなくはポルシェだフェラーリだロータスだってあたりの車には興味を覚えてきます。
これは例えば、へー? "ミッドシップ?"なんじゃそりゃなにが違うんだどーやって運転すんだ? 的な興味。
この辺の事を比較的安価に教えてくれる教本としての役割を果たしてくれたのが「カーグラフィック」であったのは今更言うまでもないでしょう。
確かに CG誌 を読み始めてからは一気にクルマの世界にのめり込んだように思います。

この辺って、同意してくださる方も多いんじゃないでしょうか。

その後 CG は姉妹誌の NAVI を創刊。
これはもう創刊号からの愛読者です。とある編集長が交代するまでの十数年間は毎月欠かさず購入してましたから、この度ニュースで流れた NAVI 休刊のお知らせは非常にもの悲しい物がありましたね。

そんな感じで単純にただのクルマ好き程度にはなっていた筆者がたまたま以前から好きだった117 Coupe に乗り始め、その後ご縁があって初期型のいわゆる"ハンド・メイド"タイプを入手したその時にイノウエさんと出会ってしまったわけですよ。
CG Club の重要メンバーである(CG誌内部の方ではないんです)イノウエさんとのお付き合いはその後現在に至るまで(幸いにして)継続しておりますからその間イノウエさんからもたらされる情報の数々ってのはもうまさに別世界。
それまでのいち読者の立場ではとても考えられなかった本当のコアなクルマ好きの世界ってのを見させていただいております。

このことは、ただもう出会いに感謝する以外のなにものでもなく、唯々ありがたい存在素晴らしい友人として筆者周辺にはどんどん「イノウエさんの輪」が広がっていってるんですよね。

ひとりのおやじの人生後半部分を決定づけるきっかけを作ってくださったイノウエさんに感謝なのですよ。(笑)

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b#おやじなJAZZ&AUDIO」カテゴリの記事

コメント

何だか「人生回顧録」みたいな書き様ですなぁ。
読んでる方が落ち込んで来ますがな・・・・ぶつぶつ。

サテ音楽何でも大好きなんですがド演歌とジャズが少々苦手。
ちゅーのはダンモの世界で下手な事を言うとテンコ盛りでご指導が入るマニアックな世界でして途端に嫌気がさしてしまったのでありますヨ。
 ただBIGBANDはちと違っててそれ聞きたいばっかにおねぇいちゃんを無視して開店割引狙いで17時頃キャバレーに通ったクチです。

 翻ってオーディオですがこりゃ結論として言えるのは「それを楽しむ環境に恵まれたお金持ちの世界」だということです。
 いかに名機を揃えてもソレを聞く住宅環境に恵まれて無きゃ如何な名機もそのパフォーマンスを発揮する事は出来ません。
その事実に目を背け腐ったWE社製のペーコンやケーブルがが良いだのビンテージ物のハンダを使うと音が変わるだのと業者の口クルマに載せられて大枚の金を浪費する様を眺めてると「本当にその違いがわかる?」と質問の一つもしたくなるのですが、そんなことを言うと「オマエは判っておらん」てな具合で集中砲火にさらされる訳でございます。
 近頃40年ほど前のギターアンプをレストアしたのですがギターを接続してフルパワーで音を出すことも出来ずストレスたまりまくりのワタシとしてはただ赤貧な身の上を怨むばかり。
 結論!最良最高のヘッドフォンを買うべし!
ちと酔っ払っちゃった・・・・
 

>オーディオ
演奏の世界、
聞く世界、
調律士の世界、
 ・
 ・
音楽の世界に関わろうと思ったけど、
ある時芸術家体質では無い自分に気がつき
その世界に背を向けた。

で、今に至る機械相手の商売(笑)

子供には、
生涯獲得賃金を考えるととんでもなく
回り道をし、自分で給料を減らし、増える
可能性すら捨ててきた生き方なので、
こんな生き方は今では出来ないと説明する
のが大変なのよ(笑)
下の息子から見ると私の人生がすっごく
お気楽で楽しそうならしい。
上の姉ちゃんは現実を理解してるけど。

高校の芸術授業選択は音楽でクラリネット吹いてました(^^
今はホラ吹いてますが(爆)
今週末辺り、拙ブログにちょろっとAV(エッチ系じゃ無いよ)
ムード音楽ネタを載せようと思っております(^^

知人がiPodからFMで飛ばして安物のラジカセで鳴らしているのを聞き及んで,確かに70年頃のニューミュージック系には似合う楽しみ方だなと・・・真似したくなったけどラジカセは処分しちゃったしなあ.

FMラジオあったじゃない(嬉)

iPodからFM電波経由でiPod nanoのFMチューナーで聴いてみました.なにやってんだか.

コアなクルマの世界へ無理やり連れていったイノウエです。
続きが掲載されて安心しましまた。

始まりは、鈴鹿への一本の電話からでした。
その後、少し時間が過ぎましたが「群馬にあるから」・・
ここから117おやじさんとのお付き合いが始まりました。

今後とも宜しくお願い致します。

オーディオの世界に入りこんだのは、レコードプレイヤーをマトリクスの4chに改造した中学の時でした。
現在、アンプだけは何故か70年代後半から変わらずヤマハA1が元気に動いています。プレイヤーは117おやじさんから譲って頂いたものにDENONのMCカートリッジを付けてダイレクト再生しています。(元気に調子よくまわっています、ありがとうございすま)

成人式が終わったあと、六甲にクルマで上りました。頂上に到着すると雪が降り始め、夏タイヤだと危ないので直ぐに下りました。式典は覚えていませんが、六甲の雪だけは鮮明に覚えています。

うんつくさん、

>読んでる方が落ち込んで来ますがな・・・・ぶつぶつ
わははははは、
たまにはと思ってちょっと文体変えたら食いついてくる人がいるのはうれしいなぁ。(喜)
んでは次回は「太宰治"斜陽"」調でいきますか。(笑)

>ド演歌
いやー、「坂本冬美」イイじゃあないですか。まだ君ぃおぉお〜 あいしてる♪
ご本人曰くこれはカバーであるのだからなるべく演歌調にならないようにサラッと歌ってみた? ......いやいやここはむしろド演歌調で行くべきでしょう、と。
だって歌うまいんだもん。

>ダンモの世界で下手な事を言うとテンコ盛りでご指導が入る
へえへえ必要とあればなんぼでも(爆)

>「それを楽しむ環境に恵まれたお金持ちの世界」だ
ダンナぁ、それを言っちゃあおしまいですがね......(汗)
ビンボ人には「ヴィンテージ・フルレンジユニット」の世界もありますし、また"LS3/5A"を使って「ニアフィールド」で展開すると言う技もありますよ。
いっぺんだまされたと思って以下を試してみてください。
#アンプ類は全て"マーク・レヴィンソン"
#針は"DECCA"がお勧め
#LS3/5Aは数種類あるけれど、ここでは「ハーベス製」かな
あ、これの設置場所は「グランドピアノの天板の上」ね。(笑)

>「本当にその違いがわかる?」
違うのはほとんど誰にだってわかりますって。
問題なのはそれがイイのかダメなのかってトコでしょ?
しかもその判断基準はあくまでも個人の好みによると言う部分がミソなのでした。(笑)

>結論!最良最高のヘッドフォンを買うべし!
単純な音質だけで言うならば"i-Phone"附属の中国製品はとても立派な音がします。
それですべて丸く収まるのなら、それもまたメデタイ事ですよね。

worksさん、

>生涯獲得賃金を考えるととんでもなく
>回り道をし、自分で給料を減らし、増える
>可能性すら捨ててきた生き方なので、
......でもそん時はそんな事一片も思ってなかったわけでしょ?

子供に伝えるべきはその時のそのおやじのキモチそのものなんじゃないかと思いますけど......

#まっとうに育ってるご様子のヨソ様の娘・息子に講釈タレると言う事ではございませんが(汗)

gopさん、

>クラリネット吹いてました(^^
ほうほ、
筒井康隆&山下洋輔的解釈によればクラリネット吹きは○×△□であると言う事がわかってるんですけど...(詳細自粛......笑)

>今はホラ
ウマイッ! 座布団持って来て〜(笑)

isidaさん、

>iPodからFM電波経由で
ほうほ?

>iPod nanoのFMチューナーで聴いてみました.
わはははははははは!

>なにやってんだか.
理解不能です。(ぎゃははは)

イノウエさん、

悪夢の世界、ちがう驚愕の享楽の世界にお誘いいただきありがとうございます。(笑)
いやー、みなさまあまりにも濃すぎてついて行けないんですけど(汗)、今後とも宜しくお願い致します。

>式典は覚えていませんが、六甲の雪だけは鮮明に覚えています。
イノウエさんの「ハタチ」はその六甲の雪のイメージであったと言う事ですね。
なかなかロマンチックな「ハタチ」じゃないですか。

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