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2010年3月 3日 (水)

旧車の燃料制御を考える

なんだか大層なタイトルですが、(汗)

インジェクション化された以降の古い車を維持しようとする場合に、今最もネックとなって来ている部分がこのインジェクション関係なのではないかと思うのです。
燃料噴射装置

例えば "117 Coupe EC "で日本初採用された「ボッシュ Dジェトロ」は基本概念を維持したまま開発から40年後の現在でも使われ続けている非常に安定した技術であり、それぞれ個々のパーツさえ生きているならば、1971年〜製のこの車でも未だなんの問題もなく使用できる事が確認されておりますし、
「いすゞECGI」

これはその後にボッシュが開発した「Lジェトロ」でも同様なようであり、コンピュータ制御が進化した現代では双方の技術が共存する形で使い分けられているようですね。

んで、
問題なのはその前の「Kジェトロ」なんでありまして、これは前述した「D」「L」が"電子式燃料噴射装置"であるのに対しあくまでもメカニカルな「機械式燃料噴射装置」である事が大きな相違点です。
#解説文をちょっとwikiから拝借致しますね。
......
ボッシュ・Kジェトロニック
ディーゼル機関用の燃料噴射装置の流用では機構構造が複雑で高価となるので、量産車用として開発されたのがKジェトロニックである。フラップ式のエアフローメータが噴射量を制御するプランジャーに機械的に直結している。燃圧は、フューエルポンプで圧送された燃料をレギュレーターで制御するのみで、カムとプランジャーによる加圧は行わない。また、燃圧も上記ディーゼル流用タイプに比べ、低い(おおむね5bar程度と、後年の電子制御式燃料噴射に比べればやや高いが)ことが特徴で、全気筒に対し連続的に燃料噴射を行なう。
名称の「K」は、ドイツ語で「連続的な、持続的な」を意味する「Kontinuierlich」から来ている。

......

この「Kジェトロ」って、実はかつてのスーパーカーにもずいぶん採用されてるんですよ。
例えば FERRARI では400i、412、512BBi、テスタロッサ(初期型)、308(後期型)、308QV、
ポルシェだと911/911S/911SC(930)、
あとBMWは E21 320i あたりから、AUDI は 100(C2系)とか、

これらはいずれも大変魅力的な車なんでありますが、残念ながら現代の路上で遭遇する機会は激しく少なくなっているのが現状だと思います。
その理由としてはまず(わざわざ言うまでもなく)それらがもう30年も前の車たちであること、そしてもうひとつの重大な理由がその「Kジェトロ」の扱いの難しさにあるのではないかと思うのです。

#もちろん、世の中にはこんなのわけなく整備してしまう名人もおられるようなんですけど......

現実問題としては同じシリーズ中でもキャブ搭載車がもてはやされて、このKジェトロ車は不人気となっていたりする中古車市場において、だ、

「なんだよ、そんなの今のモーテックでやり直せばいいじゃん」
と豪語するおじさんを発見してしまったのだ。(笑)

#しめた!
#これで初期型の「D(PA90/95初期)」「L(PA95後期/PA96)」が腐ってもなんとかしてもらえるわけだな。(喜)


#この話、いずれなにかの記事へと続く......(謎笑)

#珍しくまじめな記事書いたら疲れました。(汗)

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e#おやじな車生活」カテゴリの記事

コメント

藤井オートさん(何故か)相互リンクさせて頂いてます(^^
あのカトー・オートさんとは旧知の中だそうで。
http://fujii-dienst.jugem.jp/?eid=310#trackback

gopさん、

>カトーオート
ポルシェの神様ですか......

P絡みって伝説的な方が多いですよねー

今回の記事ではその藤井さんにたてついて(笑)
「こんな大げさで調子悪いインジェクションなんか取っ払ってモーテック制御してやるぅ !」
と言うおじさんを取り上げています。
今後も(公開可能な部分のみですが)追跡する予定......
#ひとりで面白いことやって、許しておけないもんね(笑)

今更クルマの燃料噴射薀蓄でおやぢさんに勝てる訳なんぞ無いんで得意の燃料噴射歴史ネタで・・・

燃料噴射と言えばボッシュ以前にクーゲルフィッシャーですよね。
 電子制御(しかも真空管式)となると米ベンデックス社が開発する迄は機械式が当たり前でして既にWⅡあたりの戦闘機に採用されておりますし我国でも元プリンスにして日産役員を御勤めになった中川良一さんが星型エンジン用に独自の機械制御燃料噴射を開発されてます。 
http://www.ne.jp/asahi/airplane/museum/nakajima/chikuhei/shafu2.html
 オマケで宙返りしてもフロート位置の変わらないキャブレターも日本製。
 さて翻って117の燃料噴射ですがウィークポイントはECUでは無いかと?
 と言うのも初期のボッシュ製(JECS含)のECUに採用されていた基板はベークライトか紙エポキシ製で温度変化に極めて弱い材質でして温度の変化で伸縮するのであります。
 これが為に長年使用しておりますとその伸縮にプリントパターンの銅箔やハンダが割れを起こし壊れてしまうのであります。
 ちなみにウチのクーペもECUが壊れたものの総当たりのハンダ割れ修正と一部ブチ切れプリントパターンのジャンパー配線で生き返りました。
 所で噴射と言えば私の場合年中逆噴射ばっかしてますけど??なんか良い修理方法をご存知無いでしょうかね?(自爆)
 

 

うんつくさん、

>今更クルマの燃料噴射薀蓄でおやぢさんに勝てる訳なんぞ無い
いやいやいや、私のは突然興味が沸いての単なる「にわか勉強」、
年季の入ったうんつくさんには適いませんて。(たまにはヨイショしてみよう.....笑)

>中川良一さん
これ、面白いですね。
WW2自体は全面的に否定致しますけど、当時の技術者のお話となるとまた別の興味が沸いて参ります。

>ウィークポイントはECUでは
時代的にはどうしようもないですよね。
ただ、うんつく先輩が実践されているように、今でもどうにか補修できるって点ではまだ救いようがありますがね。
#近頃の「4方向ゲジゲシパターン」のECUなんか触る気も起きないですもの。(汗)

>なんか良い修理方法を
無理っス。

ドブに捨てた方が早いス。(笑)

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