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2012年4月 5日 (木)

Tribute to 「タンノイの神様」

前の記事でご登場願った隣町のKさんから、記事の内容につきまして少々ご指摘と言いますかお叱りと言いますか、

あれ? またメール頂いてる......
あらら、こりゃちょっとまずいかな(汗) 早速記事の一部を訂正させて頂きました。

ご指摘頂いた内容と言いますのは、つまり「神様」と言う記述の部分に関してなんですけど、

.........ご本人曰く

「自分はたまたまG.R.F.AUTOGRAPHを使ってはいるけれどこの方面での諸先輩がたに比べるならばまだまだ経験も知識も乏しい若輩者に過ぎないのだから文中での"神様"と言う表現はあまりにもとんでもない事なのである、そんな事ヘタに言ったらその方面の先輩方に袋だたきに遭ってしまうかも知らん?」
「そうしたら本当の神様、仏様になってしまうじゃあないの」
「わたしゃまだ死にたくないのでそれだけは勘弁して欲しい、お願いだから記事を訂正してちょうだい」

へぇーい。そう言う事でしたら直ちに訂正させて頂きます。
どうも失礼いたしました。(笑)

.........って、

.........ふう〜んんん?

今、そのKさんがお見事に実践されているオートグラフでのあの世界って、今まで実現できた人はいったい何人いるんですかねー? とか筆者は思ってしまうのだ。

閑話休題(一旦逃げる)

............

今回は少し真面目にAUDIOの事を書いてみます。
#写真は全てnet上から拝借させて頂きました。さすがにこの辺の資料はもう持ち合わせてはいないので。関係者の皆さま、STEREO SOUND誌、他各方面、ここはまともなオーディオマニアさんは見向きもしないようなブログですんで何卒お見逃し頂けますよう(汗)お願い致します。

と言う事で、お題が「G.R.F.AUTOGRAPH」となればやはりこの人、


Photo

五味康祐このお名前は一般的には剣豪小説で名を馳せた芥川賞作家として記憶されている方が多いと思われますが、古くからのオーディオマニアにとってはまさに「AUTOGRAPHの神様」として永久に記憶に残るであろう非常に重要なお方なのであります。

そのお元気だった頃のお部屋のご様子が紹介されたこの写真はたぶんSTEREOSOUND誌だったと思います。

1_18

2


五味さんはオーディオに関しても多くの著書を残されているのですがその中でもひと際有名なのが「西方の音」ですね。
そしてその本の中でTANNOYに興味を持つ人間にとっては極めて重要なのがこの章、わがタンノイの歴史であり、これは幸いにしてと言うべきか丸々web上で発見できましたのでご紹介させて頂きます。

(これは是非じっくりと読んでみて頂きたいものだと思います)

ここでの五味さんの文章を今改めて拝見してみる時、筆者なんかはまるで時間があの頃に戻ってしまったかのような錯覚を覚えてしまいます。かつての、ほんの40年ばかり前の(汗)まだAUDIOのなんたるか?なんて微塵もわからない頃に貪るように読んだ五味さんの記事の数々に浮かび上がるのはこれぞまさにAUDIO至福の世界なのかと感じいったものですよ.........

当時ほんのコゾーだった筆者からすればそれこそ、ここでの諸先輩がたってもの凄いご苦労をされてたのねと。(汗)

実際この時代はまだ日本のAUDIOもほんの黎明期であり、現物なんかまず見る機会すら無いせめて欧米から辛うじて僅かな情報だけが届くかな?と言うのが普通な場面で実際にこれらの製品を入手し得たのはほんのほんの僅かな人、それも非常に幸運かつ並外れて裕福な人たちだけに留まっていて、しかもそれも当時の1ドル=360円レートですから憧れのあの品も日本に届く時には恐ろしく高額な商品になっていたわけであり、いやそもそもその入手ルートさえ困難を極めると言うそんな状態であったようなのです。

実際、これは五味さん自身も書かれてますけど所謂「カス」を掴まされる事も数多く、つか数知れず?
まあそれはそうでしょうね、なんたって情報そのものが少なく怪しいものばかりだったはずですから。

そんな紆余曲折の数々、あまたの魑魅魍魎どもの悪戯をかいくぐりながら経験を重ねる中でご自身の信念に従って選択した、と言うか出会うべくして出会ったと言うべきなのでしょうそれが五味さんのAUTOGRAPHであったのだと思います。
そしてそこからの五味さんご自身のAUTOGRAPHとの対決の日々、
それは様々な葛藤と挫折を繰り返す中で徐々に、そして確実に形を成し、ついには五味さんとAUTOGRAPHが融合するかのような形で至福の世界に到達し得た、と、歴史は物語っておりますねぇ。

いやー、その音を聴いてみたかったなあ。
筆者はその時代にはほんの少し間に合わなかったのですよ。

ただ、五味さんが残して下さった(オーディオ関連)数々の著書の中にはその五味さんが成し得た世界への重要なヒントがちりばめられている訳で、そんな宝物のような世界の欠片を拾いながら五味さんのお言葉の意味を吟味し自身で熟考する事で五味さんの世界のほんの入り口程度には到達できてるかも知れない?
そんなお一人が件のKさんであるのだなと筆者は思った訳だ。

だってTANNOYでのこんな音なんてかつてどこでもどんな状況でも聴いた事ないし。

もちろんAUTOGRAPHの「可能性」って意味での話では色んな所でさんざうんちく聞かされてますからそのポテンシャルに関して否定する要素は何も無いの。でもね、実際そんなのどこでも聴いた事ないんだもの。

まー、なんでかなー?ぐらいの気持ちで現在に至っていた訳です。
(その理由に関してはもちろん薄々勘付いてはいたんですけどね)

で、今回のKさんとの出会いとなるわけです。

いやあ、そのKさんはひたすら謙遜しておられるのですけれど、とにかくあのAUTOGRAPHをモノにされたその根性と言うべきか執念とも言うべきなのか、とにかく素直に感動させて頂きました。
なのでつい「神様」とお呼びしてしまったのにはそれなりの根拠と言いますか感動があったからなのです。これは本心。
五味さんが著書の中で語っておられる核心の部分を正しく理解しておられる事がその音から感じ取れたため相当にびっくらこいたんですよお。
なんだかKさんを通して五味さんそのものが身近に感じられたような、そんな感動。

ま、Kさんが本当に神様になっちゃったらこちらとしてもかなり困るので(笑)以後は注意致しますと言う事をなにげにブログのネタにしてしまったと言うのが今回のお話しでした。

ほんとはこの件に関してはもっともっと話を膨らませたいんですけど書いてると寝る時間がなくなっちゃうのですよ。なので、

今日は以上、おしまい。続きはまたの機会に。

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b#おやじなJAZZ&AUDIO」カテゴリの記事

コメント

>五味さん
私のイメージは「侍」そのものです。

4/14、いつもの場所で花見します。お時間ありましたら。
ゴミは各自お持ち帰りで(^^

こんにちは☆
この記事と全然無関係な話題で恐縮ですが、近々ここのリンクを私のブログに貼らせていただきたいなーと思っているのですが宜しいでしょうか?m(_ _ )m

worksさん、

>侍

まさにそうなのかも知れませんねえ。
決して本意ではなかったらしい作家としての創作活動.........
色々と物議をかもした事も数知れず?
いよいよ万事休す?と言う場面での作家仲間蒼々たる顔ぶれからの減刑嘆願なんてエピソードは正しく昭和末期の1ページとして後生にも語り継がれて行くのでしょうか。

さすがにこれは雲の上のお人、覚悟の度合いが違いすぎる伝説のお方なのでした.........

gopさん

いつものあのお花見ですね。良いなあ。

お誘い大変有り難く頂戴致しますが今回は少々無理があり不参加と言う事で宜しくお願い致します。
いずれ皆さまがヨパらった眼前をSACLAM管の快音と共に駆け抜けるようなシチュエーションにて復活したいと考えております(笑)

えーっと嬢ちゃん(汗)

リンク自体は全然かまいません全く無問題ですけど、

.........可愛らしい嬢ちゃんのブログにこんなおやじのトコをリンクしてどーすんの?って話(笑)

ところで今週土曜日、久しぶりに友人のケータをかまってやる予定になってます。ご都合が宜しければ是非深谷までおいでませ〜
ダンナ様もご一緒でもおもしろいかも?

って、そんな予定で動き出したら途端に天気予報が「雨」に急変したのはあのケータのオーナーさんの人徳と言いますか引きの強さと言いますか(笑)、さすがSACLAMで「雨男」で定着しているだけの事はあるなと。(笑)

おおむね10AM〜3PM程度までSACLAM秘密倉庫の方にいる予定です〜

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